私たち人間は、二本の足で立つことが当たり前と思っていませんか?
よ~く考えて見てください。
現在の科学の粋を集めても、私たちと同じプロポーション(体と足のバランス)の
二足歩行ロボットはできないんです。
つまり・・・体の大きさの割に足がすごく小さいんです。
では、なぜ私たちはそんな小さな二本の足で
立ったり、歩いたり、走ったり平気で出来るのでしょうか?
それは・・・私たちの足の構造によるものなんです。
私たち人間の足の構造は、自然界に存在するものの中でも
最高傑作といわれるものの一つです。
では、そんな素晴らしい足とはどんなものなんでしょうか。
足には、片足に26個の骨があります。
全身の約四分の一の骨が足にあるんです。
その骨が、土踏まずといわれる親趾(第一趾)付け根からかかとにかけての
内側縦アーチをはじめ親趾(第一趾)付け根から小趾(第五趾)付け根にかけての
横のアーチ、小趾(第五趾)付け根からかかとのかけての外側縦アーチの
三つのアーチを形成しています。この足のアーチ構造が非常に重要なんです。
外反母趾等で足の変形が起きてしまうと、足の機能低下だけでなく、
全身の骨格のゆがみが起きてしまうので、
膝痛・腰痛・肩こり等の不快な症状が出てしまうことにもなります。
足の骨格を崩さないことが非常に大事なことなんです。
そのためにはどうすればいいでしょう・・・
足の骨格改善に役立つ、靴選びと正しい履き方については
コチラのページで詳しく紹介しています。
毎日履く靴の底の減り方で、正常な歩行をしているかどうかのチェックもできるんです。
足と靴と健康協議会(FHA) 「はだし気分で歩こう」より転載
【左】正常歩行
かかとのセンターに対して外側に約45度の角度で減っている。
【中】がにまた歩き
センターに平行気味に外側に減っている。(O脚状態)
【右】内また歩き
センターに対して直角気味の位置が減っている。(X脚状態)