改めて「パンプス」について考えさせられました。
ここ数日、仕事でパンプスを履かなければならないというお客様が、
何人かご来店いただきました。
お話を伺うと、会社でプレーンなパンプスを履くように決まっているらしいのです。
いろいろ買ってみたけれど、なかなか足に合う靴がなくてご来店いただきました。
私どもを頼ってお越しいただけることはすごくうれしいことですが、
本当に足に合った履きやすいプレーンなパンプスを探すことは、
現実としては、すごく難しいことです。
そこそこご予算をいただけば、それなりにかなり快適なものは手に入りますが、
それでも足にとっては辛いものがあります。
少し理屈っぽくなってしまいますが、私たちの足と靴についての話をします。
私たちの足というものは、
趾の曲がる部分の関節から趾先にかけて締め付けられると、辛くなるものです。
パンプスは、特にプレーンなパンプスは、
足を締め付けると辛い部分を締め付けないと脱げてしまうという宿命があります。
プレーンなパンプスを履いて、一日中仕事をすることは結構大変なことです。
仕事中に足の辛いことが頭をよぎっては、仕事に集中できないので、
会社の損失は大きいと思うんですが・・・
会社の決まりを作るのは、大概男性ではないでしょうか。
男性にパンプスを履いて仕事をしろって言ったら、
1~2時間で音を上げるんじゃないでしょうか。
会社の業績とお取引様やお客様のことを考えたら、
パンプスを履くように決めるなら、
せめて甲にベルトのあるものを履けるような配慮があればいいのにな~~~っと、
余計なことかもしれませんが、思ってしまう靴屋の親父です。
足は大変大事な器官です。
パンプスを履いてはいけないわけではないですが、
TPOで使い分けることがいいと思っているんです。
今日は、少し辛口になってしまいましたが、
常日頃そんなことを思いながら仕事をしています。
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