西の迎賓館「奈良ホテル」へ泊まってきました。

226日~27日と西の迎賓館と言われ、国賓や皇族の方々も宿泊された「奈良ホテル」へ行ってきました。明治42年、辰野金吾氏の設計でできた、今人気のクラシックホテルです。 

少し前に、テレビで「奈良ホテル」が放送されました。それを見て一度は行ってみないなあと思っていたところ、丁度、ツアーの情報が入ったので、早速、申し込んで、行ってきました。

メインダイニングでのフレンチのフルコース、絶品でした。スタッフの一流の対応も気持ちよく、さすがだと感じました。

大浴場はないものの、ホテルのいたるところに歴史を感じる品々があり、西の迎賓館と言われるのも納得です。アインシュタインの弾いたピアノとか、以前は客室にあった暖炉とか、和風のシャンデリアとか、銀食器類とかも、当時のままでした。

 

 せっかく久しぶりの奈良なので、中学の修学旅行以来、半世紀ぶりに法隆寺、薬師寺、唐招提寺にも足を運びました。大人になってから訪れると、また全然違う趣を感じました。

 聖徳太子ゆかりの法隆寺には、釈迦三尊像・薬師如来像等、玄奘三蔵(西遊記の三蔵法師のモデル)の薬師寺には、薬師三尊像・弥勒三尊像等、鑑真大和上の唐招提寺には、廬舎那仏座像・薬師如来立像・千手観音菩薩立像等の仏像が安置されています。中学の時、勉強したはずだと思うんですが、悲しいかな、全然記憶にありません。

 京都の華やかさとは違った落ち着きのある、古都「奈良」。平城京跡も整備中で、出来上がるのが楽しみです。又、機会を作って奈良には訪れたいと思います。奈良の魅力を再確認した旅でした。