2024年8月27(火)~8月29日(木)まで、
少し遅めの夏季休暇をいただき、東北旅行に行ってきました。
旅行直前に発生した台風10号。
当初の進路予想では、まさにこの日に、名古屋近辺直撃だったので、
小牧空港からの飛行機が飛べるのか、やきもきしました。
しかし、迷走台風で、進路予想とは全く違う動き方をして、
どんどん西のほうに行ってしまいました。
しかも、かなりのろのろの台風で、九州方面の方々は、大変な思いで過ごされていたかと思うと、
お気の毒だと思うばかりです。
一方そのお影と言っては、申し訳ないですが、
予想進路が大幅にずれたために、飛行機は予定通り飛べましたので、
ツアーも予定どおりに出発しました。
台風から、遠く離れた地域でも大雨被害が出る可能性があるという予報でしたので、
現地では、当然雨が降ることを覚悟で行きましたが、
ツアーの期間中全く雨の心配もなく、予定どおり旅を続けることが出来ました。
ありがたかったです。
初日は、松尾芭蕉の詠んだ句「閑さや巌にしみ入る蝉の声」で有名な、
又、山寺としても有名な「立石寺」に行きました。
初めから一番上の「奥の院」まで、登るつもりで行きましたので、
1015段の石段を登って行きました。
さすがに少々キツカッタです。
下りてくる途中の「五大堂」は、
展望台のようで、見晴らしがよく、絶景を堪能してきました。
初日は、日本三景の一つ「松島」への宿泊でしたので、
伊達政宗ゆかりの「瑞巌寺」にも足を運びました。
本堂内の10の部屋の意味をそれぞれ説明を、お聞きして、
なるほどなるほど、政宗の思いを感じてきました。
東日本大震災の時には、本堂手前まで津波が押し寄せたということでしたが、
幸い本堂は、被災しないで済んだようです。
二日目は、
平泉の「中尊寺」「毛越寺」へ、行きました。
藤原清衡(中尊寺建立)・基衡(毛越寺建立)・秀衡(源義経を招き入れた)、三代にわたる、
奥州藤原家の歴史を感じられる場所です。
特に初代清衡公の東北に仏国土(仏の教えによる平和な理想社会)を、
建設したいという強い意思が表れている場所でもあります。
有名な「中尊寺金色堂」には、初代清衡公、二代目基衡公、三代目秀衡公と、
源頼朝に、滅ぼされた四代目泰衡公の亡骸が納められています。
最終日の三日目には、
蔵王連峰にある、「お釜」と言われる火口湖を見に行って来ました。
バスのガイドさんによると、霧が立ち込めていたりで、
なかなか見ることが難しいそうなんですが、
幸にもこの訪れた日は、霧もなくスッキリと「お釜」を見ることが出来ました。
刈田岳山頂(標高1759m)にも、登ってきました。